iOS アプリ開発に関連するトピックを提供しています。

MacBook Pro 15-inch 2019年モデルを使用した Xcode ビルド時間の比較

iOS アプリ開発に使用している MacBook を 2016 年モデルの MacBook Pro 13-inch から、 2019年 モデルの MacBook Pro 15-inch へアップデートしました。 ベンチマークソフトを用いた数値が各種サイトに掲載されていますが、実際の iOS アプリ開発においてはやはり Xcode でのビルド時間が重要です。

今回は 3 種類の iOS アプリについて、ビルド時間がどの程度短縮されたかを計測しました。

MacBook Pro スペック

アップデート前の MacBook Pro は 2.9 GHz の 2 コアを搭載していました。 今回アップデートした MacBook Pro では 2.3 GHz の 8 コアを搭載しています。

クロック数が減りましたが、コア数は 4 倍になっています。

MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 ports) - Technical Specifications

MacBook Pro (15-inch, 2019) - Technical Specifications

また、Geekbench の数値で比較するとシングルコアで 1.5 倍、マルチコアで 4 倍を超える結果になっています。

MacBookPro15,1 - Geekbench Browser

MacBook Pro (13-inch Late 2016) - Geekbench Browser

ベンチマーク結果

Xcode をビルド時間が表示されるように設定し、各アプリをクリーンビルドするのにかかった時間を計測しました。

App 1

Swift で 965 ファイル、83175行のアプリです。

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2016 年モデルでは 2 分近くかかっていたビルド時間が、2019 年モデルでは 1 分かからずに完了します。

App2

Swift で 939ファイル、82705行のアプリです。

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ファイル数は App1 と同程度ですが、ビルド時間のかかるアプリです。 2016 年モデルでは 3分以上かかり非常に待ち時間の長いアプリでしたが、 こちらも 2019 年モデルでは 1 分かからずに完了します。

App3

Swift で 239ファイル、15654行のアプリです。

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比較的小規模なアプリです。 2016 年モデルでも 30 秒かからずにビルドできますが、2019 年モデルでは 10 秒前後でビルドできます。

まとめ

コア数の増加がビルド時間短縮に影響しているらしく、アプリによってはビルド時間を 3 分の 1 ほどに短縮することができました。 今まで使用していた 13-inch と比べると持ち運びは大変になりましたが、開発作業は非常に効率よく行えるようになりました。